さいたま市のごみ回収・処分の方法
さいたま市(西区、北区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区、岩槻区、共通の捨て方です)
さいたま市では、資源物1類、資源物2類、有害危険ごみ、燃えないごみ、燃えるごみ、収集所に出せないごみに分けられます。
時間がない方、量が多い場合、事業系のごみの場合にはこちら。
資源物1類ごみの回収・処分の方法
まず、資源物1類のごみですが、こちらはびん、かん、ペットボトル、食品包装プラスチックになります。
コーヒーのびん、飲料、栄養ドリンクのびん、調味料のびん、ジャムのびんなどは、①フタを外す②中をすすぐ③種類ごとに、外したフタと一緒に透明袋または、半透明袋に入れて、回収の日に捨てます。ここで気を付けなければいけないのは、びんでも、化粧品・医薬品のびんは燃えないごみの日に捨ててください。
びんと同じように、かん、ペットボトルも、①フタを外す②中をすすぐ③種類ごとに、外したフタと一緒に透明袋または半透明袋に入れます。ここでまた気を付けるのは、サラダ油のかんやサラダ油のプラスチック容器は、資源物の分類では捨てられないので、かんは燃えないごみへプラスチック容器は燃えるごみへ捨ててください。油の汚れがついていると再利用出来ないみたいですね。
資源物2類ごみの回収・処分の方法
1類とは違って、こちらは古紙類と繊維類の回収になります。
古紙は、新聞、段ボール、雑誌類、牛乳パック等の紙パックに分けられます。種類ごとに分けて、ひも等でしばってください。また、折込み広告は、雑誌類でまとめるのではなく、新聞と一緒にひも等でしばりましょう。ここで注意したいのは、ティッシュ箱のビニールは取ってから箱をつぶして捨ててください。ラップの箱などの金属部分は取るようにしましょう。紙の大きさは、名刺より大きいサイズでしたら、資源物の古紙類に捨てられるようです。
続いて繊維類ですが、こちらは古着、古布、古タオル、毛布、カーテンなど繊維の回収になります。捨て方ですが、洗ってから乾かしてたたみ、ひもなどでしばって回収日に捨てます。この時、洋服などのボタン・ファスナーは外さないでください。これは、リユース(再使用)を目的としているもので、使えなくなるとリサイクルにするしかなくなってしまうからです。また、回収日が雨の場合には、次回に出すか、濡れないように透明袋に入れて出してください。
有害危険ごみの回収・処分の方法
燃えないごみに捨ててしまいそうな部類ですが、間違って捨ててしまうと大きな事故になりかねないので、しっかりと確認してから回収日に出しましょう。
一番危険なのが、ライターやスプレー缶等!こちらが燃えないごみに混入されていることにより、収集車内での爆発事故につながっています。このような事故が年間10件程度起きています。大きな事故になりかねないので、さいたま市の場合、スプレー缶、カートリッジ式ボンベは使い切って捨てますが、使い切れずにどうしても中身が残ってしまう場合には「中身あり」と書いた貼り紙を付けて出せばOKです。また、くぎや千枚通しなどで、スプレー缶に穴を空けるのはとても危険ですのでやめましょう。
有害危険ゴミは必ず、燃えないごみとは別に、種類ごとに透明袋に入れて出すようにしましょう。乾電池、蛍光管、水銀体温計などもこちらの部類に入りますが、ボタン式電池、充電式電池は捨てられません。平成26年1月より、さいたま市の各区役所や、公民館、コミュニティーセンターに設置するようになった、「小型家電回収ボックス」に入れることが出来ます。この回収ボックスで回収できるものは①30cm×15㎝以内の家電製品とその付属品。②電池(乾電池、充電池、ボタン電池)リサイクルを目的としてやっているので、積極的に持ち込みましょう。回収出来る物の例としては、携帯電話、デジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、ハードディスク、USBメモリー、ヘアドライヤー、ゲーム機、カーナビ、リモコンなどです。
燃えないごみの回収・処分の方法
さいたま市では、電子レンジやガスレンジなども、燃えないごみで捨てることが出来ます。他の市や都内では粗大ゴミで回収になったりもするのでお得ですね。こちらでは、掃除機やステレオも回収できます。
燃えないごみは、90㎝未満であれば回収してくれます。90㎝を超えてしまうものは、粗大ゴミとなり、予約制の個別収集となります。土日が休みになりますので、予約をして平日に回収してもらいます。働いていて、土日しか休めない方などは大変ですよね。そのような方は、24時間年中無休で受付のエコナインを是非利用してください。また、燃えないごみの回収でよくあるのが石油ストーブの回収ですが、こちらは必ず灯油を抜き、乾電池を外してから出すようにしてください。
燃えるごみの回収・処分の方法
さいたま市の燃えるごみは、意外とこんなものまでいけるんだというものがけっこうあります。
まずは、食品くず・残飯など、生ごみの捨て方ですが、こちらは十分に水切りをしてから、透明袋か半透明袋に入れて出します。さいたま市では、じゅうたん、カーペットは、90㎝未満にしばれば収集してくれます。布団は90㎝未満にしばれば、1枚までは収集してくれます。しかし2枚以上になる場合は個別収集となってしまうので、1枚ずつ2週に分けて出せばお得ですね(笑)
さいたま市のクリーンセンターでは、液体物がNGですので、てんぷら油などの液体は、紙に吸わせるか、固めて袋に入れてください。また、マットレスも90㎝未満で、スプリングが入っていないタイプのものなら収集してくれるので、大きい場合、カッターなどで小さくしてから出せば収集してくれます。
注意点としては、木の枝葉なども太さ10㎝未満、長さ90㎝未満、束にして30㎝未満であれば出せますが、バラなどとげのある枝等を出すときは、作業員のけがにつながりますので「とげ注意」など貼り紙を付けてください。その辺だけ気を付ければ、燃えるごみは簡単ですね!
さいたま市収集所に出せないごみの回収・処分の方法
さいたま市の収集所に出せないごみは、さいたま市が収集処理出来ない物を除き2パターンあります。
1つめは粗大ごみ。
こちらは最大の一辺または直径が90㎝以上2m未満のごみ。
2つめは特定適正処理困難物。
こちらは市の処理施設では処理できない物。
粗大ごみの回収・処分の方法
まずは粗大ごみの捨て方です。
予約制の戸別収集となります。粗大ごみの処理手数料、1品540円(税込)となります。
1、出す品目のサイズ(高さ、横幅、奥行)を測ります。スムーズに予約を行うために、電話をする前に必ず測っておきましょう。
2、粗大ごみ受付センターに電話で収集の申し込みをする。
①ごみの種類と大きさ。②個数(1回につき4個まで)③電話番号④名前⑤住所こちらをスムーズに伝えられるように、前もって準備しメモを用意して電話しましょう。また、収集まで一週間くらいかかることもありますので、早めに電話しましょう。
3、「さいたま市粗大ごみ等処理手数料納付券」(シール)を購入します。こちらのシールは、区役所くらしの応援室、支所、市民の窓口、「粗大ごみ等処理手数料納付券取扱店」のステッカーのあるコンビニなどで購入できます。注意点としては、一度購入した納付券の再発行、払い戻しは出来ません。必ず予約申し込み時に金額を確認してから購入してください。また、購入の際に必ず納付券に領収日付印があることを確認してください。
4、納付券の記入欄に、収集日、受付番号、ごみの種類を書き、粗大ごみの見やすいところに1品ごとに貼ってください。詳しくは納付券の裏面にも書いてあるみたいです。
5、収集当日の朝8時30分までに指定した場所に出してください。この際、立会いの必要はありません。
収集時間の指定や屋内からの収集はやってもらえないので、どうしてもという場合はエコナインに電話してください!
ごみ処理施設への直接搬入
ご自宅の引越しや片付けなどで大量のごみがある場合や、自分で粗大ゴミを捨てたい場合は持ち込めば安く処理することが出来ます。さいたま市にお住まいであることがわかる免許証や保険証を用意して、ご自身で持ち込んだ場合、100㎏未満まで無料、100㎏以上は最初の10㎏から10㎏につき、20円+税で処分できます。ただし品目によっては受け入れ出来なかったり、1度の受け入れ個数に制限がある場合があるので、事前に処理施設またはエコナインにお問い合わせください。
特定適正処理困難物の回収・処分の方法
こちらは1品540円(税込)では回収してもらえない処理困難物です。
品目は、スプリング入りマットレス、スプリング入りソファー、コンクリート付き物干し台、バッテリー、タイヤ、ホイールです。
こちらの品目は、スプリング入りマットレス・スプリング入りソファー(2人掛け以上)が2,000円+税。その二つ以外は1,000円+税で戸別収集してくれます。粗大ゴミと同様、予約制ですので粗大ごみ受付センターに電話して予約を取りましょう。月曜日は電話が混み合うようなので、火~金曜日に電話するとスムーズに予約が出来そうです。
市では、収集も処理も出来ない物
①家電リサイクル品目(テレビ、エアコン、洗濯機、衣類乾燥機、冷蔵庫・冷凍庫)
これらは最終的に製造したメーカーの手元へ戻り、再商品化、リサイクルするよう「家電リサイクル法」で定められています。
リサイクル料金とは?
製造メーカー等が引き取った家電品をリサイクルする経費です。メーカーごとに値段が異なりますが、大体の主なメーカーは同じくらいなようです。
②消火器
消火器は特殊な高圧容器構造になっているので、市の処理施設で処理が出来ません。消火器は環境大臣の認定を受けて各メーカーがリサイクルを行っているので、処理を依頼してください。
また、(株)消火器リサイクル推進センターでも処理できます。詳しくはホームページをご確認いただくか、メーカー、販売店、代理店などにご確認ください。
③パソコン
一家に一台はあるようなパソコンなんですが、パソコンを処分したいとき、市では回収してくれません。パソコンはメーカーによりリサイクルが行われるので、ノートパソコン、デスクトップパソコン(本体)、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイは、各メーカーに問い合わせ、回収してもらいます。PCリサイクルマークが付いたパソコンは、購入時にリサイクル料金を支払い済みですので、原則無料でメーカーが引き取ります。また、ワープロ等、対象機器に該当しない製品もあります。自分で持ち込める方は、さいたま市の4つのクリーンセンターへご自身で持ち込めば、無料で引き取ってくれるようです。
④オートバイ
廃棄二輪車は、国内のメーカー、輸入業者及び販売店が協力して回収、リサイクルを行います。二輪車リサイクルシステムの利用に際し、リサイクル料金の負担はありません。詳しくは、二輪車リサイクルコールセンターへお問い合わせください。コールセンター03-3598-8075(9:30-17:00/土・日・祝日・年末年始を除く)へお問い合わせください。
その他市では収集・処理出来ない物
・爆発や火災の危険があるごみ。例えばガスボンベ、石油、ガソリン、灯油などの鉱物性油など。
・有害性のあるごみ。例えば揮発油、農薬、劇薬類、薬品類など。
・事業活動に伴うごみ。例えば事務所、販売店、商店、工場、病院、自治会館、アパート、マンション管理業などから出るごみ。
・家屋の解体や改築などに伴うごみ。例えば土砂、コンクリート、ブロック塀、廃材、建具、洗面台など。
・園芸用等の石、土。
・市が戸別収集している「粗大ごみ」より大きいごみ(最大の辺または径が2m以上の大きいごみ)
・破砕処理が困難なごみ。例えば、エンジン機器、ピアノ、うす、鋼材、耐火性金庫、ドラム缶、浴槽、ワイヤーロープ、径が10㎝以上または長さ90㎝以上の木の根・幹、太陽ソーラー、油圧式ジャッキ、車の部品、流し台等のステンレス製品、ホーロー製品などです。
このような物を一般家庭や法人様で捨てたい場合は、エコナインのような、産業廃棄物許可業者にお問い合わせください。
家庭から出る資源物はどのようにリサイクルされてるの?
資源物1類(びん・かん・ペットボトル・食品包装プラスチック)
皆さんがごみ収集所に出した後、東部環境センターなどの資源化施設へ搬入します。最初にビン(カレット)ですが、、、あっ、ちなみにガラス製品(ソーダ石炭ガラス)をリサイクルする際に、いったん破砕した状態の「ガラス屑」のことをカレットといいます。お客様から収集したものから、リサイクル出来ない物(異物)を取り除き、色ごとに分けます(白・茶・その他の色)それらが売却および資源化委託され、各種のビン、アスファルト舗装、タイル、住宅用断熱材(グラスウール)などに生まれ変わります。
自分たちが普段通っている道路を作るときのアスファルト舗装にまで使われているなんて知らなかったですね!また、なぜ色選別をするのかというと、色選別することで、より効率的にリサイクル品として生まれ変わることが出来ます。例えば白色びん・茶色びんの大半は再度びんに再生されていますが、その他の色のびんは、びん以外の物に生まれ変わる場合が多くなるからです。
次にカンですが、こちらは異物を取り除いた後、スチール缶とアルミ缶に分別後、プレス(圧縮)します。その後売却され、スチール缶は鉄道のレール、鉄筋、H形鋼。アルミ缶は、アルミホイール、アルミサッシ、自転車のパーツなどに生まれ変わります。みんなが利用している身近なものにもたくさんありそうですね。ペットボトルからは、卵パック、スーツ、作業服、クリアホルダー、文具、事務用品、それと皆さんがごみを出すときの収集所の収集ネットもペットボトルをリサイクルしたものから出来ています。食品包装プラスチックも皆さんの身近なものでいうと、ボールペン、カラーコーン、バケツ、シャンプーの容器、食品トレイなどに生まれ変わっていきます。
資源物2類(古紙類、繊維)
古紙類や繊維は、それぞれの問屋に持ち込まれ、汚れなどによりリサイクル出来ない物を取り除き、種類ごとに梱包します。リサイクルされた新聞は、新聞や雑誌などへ。ダンボールは、段ボール、紙筒など。牛乳パックは、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどに生まれ変わります。繊維の場合、リサイクル(再生利用)出来る使用されたシャツやタオルなどは浸透性が良いため、機械の油等を拭き取るウエス(雑巾)や、自動車の断熱材用フェルトなどになります。リユース(再利用)出来るものは、リサイクル店へ行き、国内でリサイクルされたり、東南アジアの国々へ輸出し、再使用されます。
さいたま市では、ごみの減量、環境美化を推進するためにさまざまな制度を実施しています。まず「団体資源回収運動補助事業」こちらは市民団体が自ら企画して資源物を定期的に回収する運動を通じて団体活動の活性化及び資源物の有効利用を図ることを目的とした事業で、回収量に応じ1㎏あたり5円(予算の範囲内となる)の補助金が出ます。市民団体とは、自治会、PTA、子供会、福祉団体などの営利を目的としない団体のことで、一般家庭から排出された、古紙、びん類、繊維類、空き缶、金属類を回収します。
「生ごみ処理容器等購入費補助事業」
一般家庭から排出される生ごみのたい肥化または減量化を図るため、生ごみ処理容器等を購入する方に対し、購入に係る費用の一部(上限20,000円まで)補助されます。
「ふれあい収集制度」
高齢者や障害者など、自ら収集所までごみを持ち出すことが出来ない方々を対象に、市の収集職員が自宅までごみを引き取りにきてくれる制度です。原則として週1回、玄関先などから収集してくれるようです。
◆環境局/施設部/クリーンセンター大崎
電話番号:048-878-0989 ファックス:048-878-0959
◆桜環境センター
住所:〒338-0834 埼玉県さいたま市桜区新開4丁目2番1号
電話:048-710-6010
◆東部環境センター
住所:〒337-0021 さいたま市見沼区大字膝子626番地1
電話番号:048-684-3802
ファックス:048-686-0466
◆西部環境センター
住所:〒331-0074 さいたま市西区大字宝来52番地1
電話:048-623-4100 ファックス番号 048-622-5353
ごみの数が多い場合、運べない場合にはどうすればいいのか。
以上の方法でさいたま市ではごみを回収・処分をすることができますが、粗大ごみ等は有料での回収となり、繁忙期となると収集日まで時間がかかったり、置いてある場所から集積所まで運ぶためには人手が必要だったり、重たいものだと運び出しが大変です。また、一度に回収できる個数にも制限があります。
引っ越しに伴う不用品が多く出た場合、仕事などで忙しく準備などの時間が取れない、人手が不足している、すぐに回収をして欲しい、事業系のごみがある場合などは弊社エコナインにご依頼ください。面倒な手続き等も不要で、即日/翌日などの対応も可能です。
下記フリーコールへお電話、もしくはフォームよりお問い合わせください。
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